2種類のチェーンベストを比べてみました
いろいろな考えや感情が呼び起こされて気持ちがソワソワ、イライラしてしまう。
そんなときに役立つアイテムがチェーンベストです。
ある小学生のユーザーさんは宿題を家でやるときに一回あたり30分〜1時間ほど使われています。
ユーザーへのメールインタビューより
お母さんは期待半分、不安半分でレンタルされたそうですが
「あ〜これはいいですねぇ。落ち着きます。」
とお子さんが気に入ってくれたのが良かったそうです。
最近人気のチェーンベストには、従来のものに加えて、バランスモデルがあります。
今回は、その違いを解説していきます。
チェーンベストは、体にぴったりと合わせて着用する必要があります。
ぴったり着用すると体幹全体に重みがかかるため、「重い」とは感じにくくなります。
※ぴったり着用しないと重みが肩ばかりに掛かってしまいます。
胴体部にある3本のベルトをきつく締めてバックルでとめます。
ベルトの長さを変えられるので、脱ぎ着も簡単にできます。
肩に乗せる専用のおもりも附属していて、スナップボタンでとめるようになっています。
チェーンベスト バランスはバックルではなく、マジックテープで固定するタイプです。
このように交互に止めるので、体にしっかりとフィットします。
肩周りもマジックテープで固定するので、前後で完全に分けることができます。
そして、チェーンベストでは専用のおもりでしたが、チェーンベスト・バランスでは、単体でも販売している、ハグパッドに変更になっています。
スナップボタンはありませんので、固定することはできませんが、ベストを着なくても、ハグパッドだけで使用するなど、用途に合わせて利用範囲が広がっています。
チェーンベストとチェーンベスト・バランス どちらを選んだらいいの?
チェーンベストはバックルで止めるタイプなので、着脱が簡単ですし、着せてあげる方もやりやすいです。しかし反面バックルにやや存在感を感じる方もいらっしゃるので、お洋服の下などに着た時に凹凸が気になる事もあります。
対して、チェーンベストバランスはマジックテープですので、非常に薄手で、お洋服の下にきても気になりにくいです。
肩周りもマジックテープになっていて、前後で完全に分割できるので、サイズの融通がきき、お子さんの成長に伴って頻繁に買い替えないといけないといった心配がありません。
またチェーンベストと比べて肩口の自由度が高く、腕が動かしやすいです。
ただ、しっかりと固定するために、マジックテープが2重になっているので、それを煩わしく感じることがあります。
チェーンベストに付属するハグパッドは、単体でも販売している製品で学校現場などでも導入されており、肩からかけるだけなので、ベストより活動的に使いたい方に人気です。
このように、どちらを選ばれるかは、個人のお好みによります。
ご自身の生活スタイルや、状況によって最適なものをお選びいただき、生活の中で上手くご活用されることを願っております。