心療内科
臨床心理士さんによる事例紹介
2020年3月5日
私の患者さんの中に免許をとったばかりで事故に巻き込まれましたという人がいました。色々と話してるうちに彼女は車の運転ができない事がわかりました。
その理由を尋ねると、その免許をとったばかりのころの事故の話をしてくれました。これはPTSDを起こした経験だとわかりました。
そのトラウマ治療の間に患者さんはとても冷静でいることはできませんでした。座っていることもできないほどで、頬には涙がつたって流れました。その患者さんは精神的に事故の時に完全に戻っていました。20年前通った家、車の内装など、全ての記憶が戻っていました。精神的にとても危うい状況でしたが、それを止めたのはチェーンブランケットといえるでしょう。